日本一のニートに会ってきた②

ムラサキ

2010年05月20日 11:33

前回の続きです。

*脳内変換されてるんで実際のものとはかなり違います。
私の中で印象に残ったエピソードをまとめなおしてます。
実際にはもっと世間話をしてました。苗字の話とかどーでもいい話を


phaさん「就活で東京きてるんだって。迷える若者を更にまっとうに迷わせよー(笑)なに?働きたくないの?」

私「働きたくないわけではないんですけど・・・一日4時間くらいで働きたいです。ずっと会社内にいるのももったいないし、うち母も姉も働いて体壊して倒れてるんですよ。」

R「あはー、耳に痛いわ。私もそれやってるんだよね。」

RさんはIT系だったり、いろんな仕事をしてきたらしい。
「働きすぎて、身体壊してやめて、しばらくニートやって、また働いて、また身体壊して・・・を3回くらいやった」そう。お金を貰うことに対して責任感が強すぎて、やらなくても大丈夫なところまで完璧にやろうとしていたのが原因だという。自立しなきゃという思いが強く、仕事は自立するための、つまりお金を貰うためのもの。だからこそお金を貰うということに対して、それに見合うだけの仕事をしなければという意識があった、という。
「やっと学んだけど、もっと若い頃にどうなるか知っていたらなぁ」とつぶやいていた。

RさんだけではなくSさんも、途中から合流したIさん(ニート社長)も身体を壊した経験があった。

この場所、働かないでだらだらしてたい人=生来のなまけもの、が集まっているわけではなさそうだ。むしろ凄く働いてきた人たちもいる。その人が、「のんびりやろーぜー」と言っている。やはりそれを経験している人と実際に会うと、説得力があるわ。手を抜くと言うか、バランスが大切。でもってそれは、個人の性質にもよるけど、結構会社の性質がおっきいよ、と言う話をしばらくしてまいりました。

そのときに会社の昼休みに来ていたSさんが、
(会議が始まるーと言いながらもしばらく話をしてくれました。「『下痢でトイレにこもってた』って言い訳してきな」って言われてた。)
「俺会社で働いてるってかんじまったくしないもん。なんか遊んでお金貰って罪悪感を感じることすらある」と発言。またそこから話が広がっていきましたー。

まだつづく。


つけたし

Rさんの話のとき、誰かが(失礼)「自立しないでもいい。」と言ってて、それが今思い出して凄く気になるのだけど、そのときくいつけなかった。シェアハウスって、ある意味自立してないって言われるものかもしれない。でもなんか、シェアハウスって「自(分だけで)立(つ)」んではないけど、「誰かと一緒に(でもちゃんと)立っ」てるありかただと思う。そんなことをやってる人にそんな話をもっと聞くべきだったなーと後悔中。「一緒に立つ」はこれからもっと広がっていくんでないかと個人的に思っているので。

今回話を聞きにいって自分のコミュニケーション能力のなさを思い知ったよぅ。

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